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年度別実証試験研究
2009(平成21)年度実証試験状況について
平成21年6月8日から商用運転に準じた高利用率の運転を想定して、延べ5000時間の耐久性確認試験を開始しました。途中、設備の各種トラブルが発生し、プラントを停止して不具合の改善工事を行いながら試験を行い、平成22年6月8日に述べ5013時間運転をもって試験が終了しました。その後、設備点検をしたところ、大規模な設備改造を要する様な致命的な機器損傷はなく、実証設備のIGCC構成が妥当であることが確認されました。
【5000時間耐久性確認試験(RUN-11)】
- <試験目的>
- ・長時間運転による設備耐久性の検証のため、延べ5000時間運転を実施する。
- ・設計炭以外での亜瀝青炭を用いた炭種変化試験を実施する。
- ・負荷変化試験等の制御系試験を実施する。
- <試験結果>
- ・延べ5013時間の運転を行い、その後の設備点検において耐久性を評価した。
- ・亜瀝青炭(北米炭)を用いて、プラント負荷80%(200MW)の運転を確認した。
- ・負荷変化率2.4%/min(6MW/min)を確認した。