1) システムの安定性:「石炭ガス化調整試験」
検証内容(概要) | 実証試験内容 | 実証試験結果(概要) | 評 価 |
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・プラント異常時における安全停止 |
インターロック試験を実施し、プラントが安全に停止することを確認
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システムの安定性を確認目標達成 |
・石炭ガスの安全なハンドリング |
プラント運転状態の確認や調整を行うことで、石炭ガスの安全なハンドリングと定格負荷での安定運転を確認
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2) 設備の信頼性:「2000時間連続運転試験」
検証内容(概要) | 実証試験内容 | 実証試験結果(概要) | 評 価 |
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・2000時間の連続運転 (夏季3ヶ月間相当) |
2000時間連続運転を実施 |
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連続運転の目標は達成したが、今後も継続して中長期的な耐久性等の検証をしていく目標達成 |
3) 炭種適合性:「炭種変化試験」「炭種適合性拡大試験」
検証内容(概要) | 実証試験内容 | 実証試験結果(概要) | 評 価 |
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・設計炭以外の複数の炭種を用いた運転とデータ取得 |
亜瀝青炭(北米炭、インドネシア炭A)を用いた運転状態を確認 |
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設計炭以外の3炭種の運転状況を分析し、商用機設計に資するデータを取得 ガス化炉後流熱交換器(SGC)伝熱管に詰まりが発生する場合がある 炭種性状に応じてトラブルの発生防止など様々な対応が必要なことが判明 目標達成 |
亜瀝青炭(北米炭)を用いた運転状態を確認 |
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設計炭以外の主力炭種拡大や専焼可能な亜瀝青炭拡大を目的とした運転を実施 |
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4) 高効率性:「運転最適化試験」
検証内容(概要) | 実証試験内容 | 実証試験結果(概要) | 評 価 |
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効率検証、ならびに商用機にて効率向上が期待可能な項目を検証 |
運転パラメーターを調整することにより送電端効率目標42%(LHV)に対して42.9%(LHV)を確認 | 高効率性を確認目標達成 |
5) 耐久性:「耐久性確認試験」
検証内容(概要) | 実証試験内容 | 実証試験結果(概要) | 評 価 |
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延べ5000時間運転を実施し、その後の開放点検を行うことにより耐久性を評価 |
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実証設備のIGCC構成が妥当であることを確認したが、今後も継続して中長期的な耐久性等の検証をしていく 目標達成 |
6) 経済性:「経済性評価」
検証内容(概要) | 実証試験内容 | 実証試験結果(概要) | 評 価 |
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運転実績に基づいて、商用機における建設費・運転費・保守費等を総合的に評価し、経済性を評価 |
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発電原価として微粉炭火力と同等以下となる見通しは得られる可能性あり。但し修繕費については、コスト低減に向けて今後の精度向上が望まれる目標達成 |
1) 信頼性
検証内容(概要) | 実証試験内容 | 実証試験結果(概要) | 評 価 |
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既に実施の設備トラブル対策について耐久など長期的な検証を行う |
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・初期トラブル対策について、中長期的な耐久性などの検証を行い、ほぼ問題ないことを確認 ・新たに発生したトラブルについても、設備トラブル対策の検証を実施目標達成 |
さらに運転実績を重ねて中長期的な耐久性の検証を行う |
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2) 炭種適合性
検証内容(概要) | 実証試験内容 | 実証試験結果(概要) | 評 価 |
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瀝青炭(コロンビア炭、ロシア炭、インドネシア炭)を用いた運転状態を確認 |
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・設計炭以外の5炭種について、運転パラメータ調整による運転状態を確認し、炭種ごとの運転最適化を図った ・熱交換器伝熱管詰まりについては設備面や運用面での対応による対策の効果を確認した 目標達成 |
亜瀝青炭(米国炭)や瀝青炭(カナダ炭)を用いた運転状態を確認 |
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3) 経済性
検証内容(概要) | 実証試験内容 | 実証試験結果(概要) | 評 価 |
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運転実績・点検実績に基づいて、商用機における建設費・運転費・保守費等を低減させるための検討を行う |
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・熱交換器容積低減方策が問題ないことを確認し、設備の容積低減が可能となる見通しを得た ・設備点検、運転試験、設備トラブルを通じて、点検周期や点検範囲の精度向上を図った 目標達成 |
さらに運転実績・点検実績を重ねて費用低減に関する検討を行う |
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