勿来発電所10号機(定格出力25万kW)は,2017(平成29)年10月2日から定期事業者検査で停止しておりましたが,2017年(平成29)年12月23日19時に営業運転を開始しました。
試運転中の12月7日に発生しました10号機の火災につきまして,近隣の方々や取引先の皆様をはじめ,関係者の皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたこと,深くお詫び申し上げます。
火災の原因は,配管の保温材充填不足により保温外装板の塗膜が発火し,コーキング材が燃焼したものと判明しました。火災発生個所については,保温材充填などの所要の措置を行うとともに類似個所についても点検を行い,不備のないことを確認しました。
今後,再発防止対策を徹底し,さらに一層の設備の保全,管理等に努めてまいります。