燃料情勢の変化に柔軟に対応

特色(燃料情勢、系統運用)


燃料情勢の変化に柔軟に対応

 沿革のところでも触れたように、設立当初の低品位炭利用の石炭専焼火力からボイラー燃料転換工事を重ね、現在は石炭をベースとしながらも、燃料情勢の変化に柔軟に対応できる石炭・重油混焼火力となっています。7号機・8号機を石炭専焼化するなど、石炭混焼率アップに努めています。

 

 


系統運用上の重要性

 東北・東京両電力会社の供給地域の末端に位置し、両電力会社の系統に電気を供給することができる系統運用上重要な発電所となっています。また、中間負荷火力として需要の変化にも柔軟に対応できる発電所です

 


高技術の環境対策

 市街地近接型の発電所として環境対策には特に信頼性の高い技術を採用し、全量排煙脱硝・脱硫装置を8号機・9号機に設置するなど、大気汚染防止をはじめとして水質汚濁防止、騒音・振動防止などの環境保全のための対策に、万全を期しています。

 

石炭の新しい利用技術による発電

 石炭をガス化し、高効率かつ環境にやさしいエネルギーを見出すため、石炭ガス化複合発電(IGCC)のパイロットプラント試験が1989(平成元)年から1996(平成8)年まで、勿来発電所の構内で行われました。
 その成果をもとに(株)クリーンコールパワー研究所が、実証機による運転試験を2007(平成19)年から2013(平成25)年3月まで行い、4月から当社が設備を引継ぎ商用設備(10号機)として運転をしています。

 

新燃料の使用

 下水浄化センターの汚泥から製造した炭化燃料や、木材を切った後に発生する未利用の残材等木質原料を使用した木質バイオマス燃料をそれぞれ石炭と混焼し、石炭・重油などの化石燃料の消費を少しでも抑え、CO2削減等による地球環境保全に寄与しています。
 発電された電力は、「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法」に基づく固定価格買取制度の対象となっております。
 なお、震災以降、炭化燃料の受入は中断しております。