石炭を燃焼して作られた蒸気は
どのようにして使われるのか。
電気はどのようにして作られるのか。
ここではその仕組みを見てみましょう。

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電気を作るには
2つの工程が必要になります。

タービンを回転させる

タービン内部には扇風機(せんぷうき)の羽を大きくしたような鋼鉄(こうてつ)の羽が複数ついていて、この羽にボイラーで作った高温・高圧の蒸気を当てることで回転させます。
タービンと発電機はつながっていて、タービンで起こした回転を発電機に伝えます。

使い終わった蒸気ってどうなるの?

発電機を回して電気を作る

電気を作るには磁石とコイルが必要になります。
磁石の周りをコイルで囲い、磁石を回転させるとそのコイルにエネルギーが生まれます。これが電気となります。
これと同じことが発電機内部でも起こっていて、タービンで起こした回転で発電機内部の磁石を回し、とても大きな電気を作っているのです。

電気を送る

次のページでは、作られた電気をどのように
みなさまへ届けているかを説明します。

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